青江舜二郎(読み)あおえ しゅんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青江舜二郎」の解説

青江舜二郎 あおえ-しゅんじろう

1904-1983 昭和時代の劇作家,評論家
明治37年11月26日生まれ。「火」で小山内薫(おさない-かおる)にみとめられ,師事する。戦後は東京電機大教授をつとめ,雑誌「悲劇喜劇」で後進育成。昭和33年「法隆寺」で岸田演劇賞。評論に「日本芸能の源流」など。昭和58年4月30日死去。78歳。秋田県出身。東京帝大卒。本名は大島長三郎。
格言など】人間欲望には限(き)りがない。それをあくまでも満たそうとするかぎり,人間には満足も幸福もないのだ(「(天地民話劇)ゲイとルン」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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