青玉(読み)セイギョク

デジタル大辞泉 「青玉」の意味・読み・例文・類語

せい‐ぎょく【青玉】

サファイアのこと。
のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青玉」の意味・読み・例文・類語

あお‐だまあを‥【青玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青い色の玉。
    1. [初出の実例]「青玉の水江(みづえ)の玉の行相(ゆきあひ)に」(出典延喜式(927)祝詞)
  3. 細かい穴が多数ある、緒締めなどに用いる虫巣玉(むしのすだま)一種。からふとだま。
    1. [初出の実例]「又取出したは青玉(アヲダマ)の対の緒〆」(出典:滑稽本・古朽木(1780)三)
  4. 植物、ウニサボンの一品種。茎は単生で、のちに分かれ、直径は約一五センチメートル。花は赤く、直径約六センチメートル。

せい‐ぎょく【青玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鋼玉の一種。青色透明で、装飾に用いることが多い。サファイアの漢名
    1. [初出の実例]「青玉燈残りて、風昭華の曲を伝ふ〈藤原明衡〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. 「真珠、青玉(セイギョク)の色」(出典:海潮音(1905)〈上田敏訳〉珊瑚礁)
    3. [その他の文献]〔漢書‐西域伝上・莎車国〕
  3. 竹の異称。〔劉禹錫‐庭竹詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青玉」の意味・わかりやすい解説

青玉
せいぎょく

サファイア」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android