青緂(読み)アオタン

デジタル大辞泉 「青緂」の意味・読み・例文・類語

あお‐たん〔あを‐〕【青×緂】

白と青を交互に配した染め色や織り色。狩衣かりぎぬ小直衣このうし袖括そでぐく組緒くみお几帳きちょう壁代かべしろのひもなどに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青緂」の意味・読み・例文・類語

あお‐たん あを‥【青緂】

〘名〙 白、青、白、青の順の配色儀仗(ぎじょう)太刀平緒几帳などに用いる壁代(かべしろ)の紐、馬の手綱などに用いる。
権記‐正暦四年(993)正月一日「装束〈無文冠、綾袍、柳色色下襲、白表袴、烏犀巡方、塵蒔剣、青緂平緒〉依故東院御服也」

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