青草河岸(読み)あおくさがし

日本歴史地名大系 「青草河岸」の解説

青草河岸
あおくさがし

[現在地名]金沢市青草町・下堤町しもつつみちよう

御門前西ごもんぜんにし町から北東に続き、十間じつけん町石橋から北東堀片原ほりかたはら町の南西詰までの内総横堀沿いの片側町。青草川岸とも記し、また御門前青草河岸とよばれることもあった(「故紙雑鈔」加賀藩史料)。もと御門前町内の北東部分で、文政六年(一八二三)に町立てし(「又新斎日録」加賀藩史料)、町奉行管轄の門前地(町奉行より出候町名)。ただしすでにこれ以前より「青草町」「青草辻」などとよばれていた(文化八年金沢町絵図名帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android