青蜥蜴(読み)アオトカゲ

デジタル大辞泉 「青蜥蜴」の意味・読み・例文・類語

あお‐とかげ〔あを‐〕【青蜥蜴】

トカゲの子。尾部が青緑色をしている。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青蜥蜴」の意味・読み・例文・類語

あお‐とかげあを‥【青蜥蜴】

  1. 〘 名詞 〙 ニホントカゲの子の俗称。背に数本の淡黄色の細い筋があり、胴の後半から尾の先にかけ光沢のある青緑色をしている。生後二年ぐらいで成体体色褐色)になる。古来有毒で食べると死ぬといわれていたが毒はない。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「それがしは、好みて青(アヲ)どかけを喰ふてさへ死なぬ命」(出典浮世草子好色五人女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android