静尊法親王(読み)せいそんほうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「静尊法親王」の解説

静尊法親王 せいそんほうしんのう

?-? 鎌倉-南北朝時代,後醍醐(ごだいご)天皇皇子
出家して聖護院にはいる。元弘(げんこう)の乱で正慶(しょうきょう)元=元弘2年(1332)但馬(たじま)(兵庫県)に流され,守護太田守延にあずけられる。翌年京都に攻めいる千種忠顕(ちぐさ-ただあき)の軍に守延とくわわり,その大将となる。幕府軍との戦いに敗れ,その後の消息は不明。法名はのち恵尊。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android