静遍(読み)じょうへん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「静遍」の解説

静遍 じょうへん

1166-1224 鎌倉時代の僧。
仁安(にんあん)元年生まれ。平頼盛の子。真言宗醍醐(だいご)寺の勝賢,仁和(にんな)寺の仁隆(にんりゅう)らにまなび,京都禅林寺の住持となる。法然(ほうねん)の「選択(せんじゃく)本願念仏集」をよんで感動し,浄土教にも帰依(きえ)した。晩年,高野山往生院にはいった。禅林寺法印,大納言法印とよばれた。貞応(じょうおう)3年4月20日死去。59歳。号は心円房,真蓮房。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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