面も振らず(読み)オモテモフラズ

デジタル大辞泉 「面も振らず」の意味・読み・例文・類語

おもてらず

わき目も振らず。まっしぐらに。
「―戦ひけるが、大敵しのぐにかなはねば」〈太平記・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「面も振らず」の意味・読み・例文・類語

おもて【面】=も[=を]振(ふ)らず

あたりをふりむきもしないで。まっしぐらに。わきめもふらず。面を振らず。
平家(13C前)八「おもてもふらず、命もをしまず、ここを最後とせめたたかふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android