面を並ぶ(読み)おもてをならぶ

精選版 日本国語大辞典 「面を並ぶ」の意味・読み・例文・類語

おもて【面】 を 並(なら)

① 顔を合わせる。顔を揃える。
※類従本赤染衛門集(11C中)「面て並ふる今日は嬉しな」
※幸若・大臣(室町末‐近世初)「八大龍神ことごとく、おもてをならべ座せられたり」
② 同等である。同等の者として並び立つ。仲間である。
古今著聞集(1254)一〇「おもてをならべたる者に心うつして、ねたき目見するに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android