面持(読み)オモモチ

精選版 日本国語大辞典 「面持」の意味・読み・例文・類語

おも‐もち【面持】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気持が顔に現われている様子顔色
    1. [初出の実例]「所得(え)、いみじきおももちして、事行ひなどす」(出典枕草子(10C終)一八七)
  3. 顔の様子。顔つき。
    1. [初出の実例]「同じ舞の足ぶみ、おももち、よに見えぬさまなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅葉賀)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む