革令(読み)カクレイ

デジタル大辞泉 「革令」の意味・読み・例文・類語

かく‐れい【革令】

陰陽道おんようどうで、甲子かっしの年のこと。争乱が多いとして改元などが行われた。→三革

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「革令」の意味・読み・例文・類語

かく‐れい【革令】

〘名〙 三革(さんかく)一つ陰陽家甲子(かっし)の年の呼び名。この年は変事が多いという。
※元祿版古今著聞集(1254)四「康治三年、甲子にあたりけり。例にまかせて革令のさだめありべかりけるに」

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