鞆淵薗(読み)ともぶちのその

世界大百科事典(旧版)内の鞆淵薗の言及

【鞆淵荘】より

…石清水(いわしみず)文書の1072年(延久4)太政官牒によれば,1008年(寛弘5)ころ石清水八幡宮寺領として成立。真国(まくに)川(貴志(きし)川の支流)の上流域を占める広い荘園であるが,山間地域のため,平安時代の水田は13町余にすぎず,鞆淵薗とも呼ばれた。平安~鎌倉期の当荘については不明な点が多いが,1228年(安貞2)に石清水八幡宮寺より,現地の鞆淵八幡神社に送進された神輿(国宝)が現存することは注目される。…

※「鞆淵薗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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