鞆音(読み)トモネ

デジタル大辞泉 「鞆音」の意味・読み・例文・類語

とも‐ね【×鞆音】

弓を射たとき、弦がともに触れて鳴る音。
「心ある射手舎人のけしきかな玉しく庭に―響きて」〈夫木・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞆音」の意味・読み・例文・類語

とも‐ね【鞆音】

〘名〙 弓を射たとき、はねかえった弦が鞆にふれて鳴る音。
※弁乳母集(11C後か)「梓弓ともねも絶て夜もすからかははなれたる事をしそ思ふ」

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