鞍懸吉寅(読み)くらかけ よしとら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鞍懸吉寅」の解説

鞍懸吉寅 くらかけ-よしとら

1834-1871 幕末-明治時代の武士,官僚
天保(てんぽう)5年4月2日生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)赤穂(あこう)藩士塩谷宕陰(しおのや-とういん)にまなぶ。浪人するが,「富籤論」をあらわし,これを機縁に美作(みまさか)(岡山県)津山藩にまねかれ,国事周旋掛となる。維新後,権(ごんの)大参事をへて民部省につとめた。明治4年8月13日津山で暴漢に射殺された。38歳。字(あざな)は山君。通称は寅二郎。号は秋汀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android