音便形（読み）オンビンケイ

デジタル大辞泉「音便形」の意味・読み・例文・類語

音便の結果生じた語形。特に、用言の一活用形が特定の語に続くときに音便の形をとる場合、その語形をもとの活用形に対していう。「咲く」の連用形「咲き」が「て」「た」に続くときにとる「咲い」の類。

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〘名〙音便によってできた語形。とくに、用言の連用形などが、音便の結果生じた語形を、もとの活用形に対していう。「書きて」に対する「書いて」の「書い」の類。

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