音木(読み)おとき

精選版 日本国語大辞典 「音木」の意味・読み・例文・類語

おと‐き【音木】

〘名〙 矢を射放すとき弦音がよく響く弓。→音金(おとがね)
※奉公覚悟之事(15C中‐後)「をと木とはいふまじ。手おとよき弓と云べしと也」

おん‐ぎ【音木】

〘名〙 仏具一つ拍子木に似て読経のとき、句読に合わせて打ち鳴らし、読経の調声に使うもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android