音紋(読み)オンモン

デジタル大辞泉 「音紋」の意味・読み・例文・類語

おん‐もん【音紋】

船舶潜水艦エンジンスクリュー船体振動などから発せられる音を周波数分析してソナグラフで表したもの。その特徴から、音源の船体を識別できる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の音紋の言及

【ソナー】より

…このためには音を狭帯域周波数分析し,その結果を記録紙の上に描き出す。これを通常,音紋と呼び,パターン認識によりこの音紋の特徴をとらえ目標類別を行う。このためにはあらかじめ多くの艦船の航走音を集収分類しておく必要がある。…

※「音紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android