響応(読み)キョウオウ

デジタル大辞泉 「響応」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう〔キヤウ‐〕【響応】

[名](スル)響きが声に応じるように、人の言動に応じること。
全国良民一呼して、―し」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「響応」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう キャウ‥【響応】

〘名〙 響きが声に応ずるように、他の言動にすぐに従い応ずること。
※白石先生手簡(1725頃)三「婚姻の二字あらはれ候事、誠に響応のごとく肝をつぶしたる事に候き」 〔史記‐淮南王安〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「響応」の読み・字形・画数・意味

【響応】きよう(きやう)おう

すぐに応じて行動を起こす。〔史記、淮南王安伝〕高皇、始めて豐・沛(はい)に於て一たび倡(とな)え、天下せずして應する(あ)げて數ふべからず。

字通「響」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android