須川長之助(読み)すがわ ちょうのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須川長之助」の解説

須川長之助 すがわ-ちょうのすけ

1842-1925 幕末-明治時代植物採集家。
天保(てんぽう)13年生まれ。万延元年(1860)開港直後の箱館(はこだて)にきたロシアの植物学者マクシモビッチの助手となり,約3年にわたり植物採集・研究をたすける。師の帰国後も採集をつづけ,明治22年立山で発見した新種チョウノスケソウと名づけられた。大正14年死去。84歳。陸奥(むつ)紫波(しわ)郡(岩手県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android