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皮膚糸状菌の寄生により生じる皮膚疾患で、股部(こぶ)白癬、図画(ずかく)性白癬、輪郭性湿疹様白癬などの別名があり、俗に「いんきんたむし」とよばれる。股部、臀部(でんぶ)に好発するが、わきの下、手の甲などにも生じ、境界明瞭(めいりょう)で、その縁が円弧状または連圏状をなした湿疹様の病変をつくり、かゆみが強い。湿疹に似ているが、病変部から容易に白癬菌が証明されるので鑑別できる。
[野波英一郎]
→股部白癬(こぶはくせん)
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