頬辺(読み)ほおべた

精選版 日本国語大辞典 「頬辺」の意味・読み・例文・類語

ほお‐べた ほほ‥【頬辺】

〘名〙 (「ほおぺた」とも) 頬のあたり。転じて、頬。ほっぺた。ほおべら。
咄本・鹿の子餠(1772)御髭「お舌でお鼻の下や御頬(ホウ)べたをふくらませ」

ほっ‐ぺた【頬辺】

〘名〙 (「ほおべた(頬辺)」の変化した語) 頬のあたり。頬。
雑俳・ふでりきし(1797)「たのしみ・寐た頬っぺたをしゃぶって起し」

ほおっ‐ぺた ほほっ‥【頬辺】

〘名〙 「ほおべた(頬辺)」の変化した語。
歌舞伎御摂勧進帳(1773)四立「此の金剛杖でほほっぺたをつつき破るぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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