頭彫(読み)かしらぼり

精選版 日本国語大辞典 「頭彫」の意味・読み・例文・類語

かしら‐ぼり【頭彫】

  1. 〘 名詞 〙 人物画の版を彫る時、顔や手足など最も重要な部分を担当した彫り師。画中に銘を入れることが許された。
    1. [初出の実例]「普通の彫師は衣裳其他を彫り、老手が頭彫りを担当したもので」(出典:春城随筆(1926)〈市島春城〉雅俗相半録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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