頻る(読み)シキル

デジタル大辞泉 「頻る」の意味・読み・例文・類語

しき・る【頻る】

[動ラ五(四)]《動詞「し(頻)く」と同語源》
続いて起こる。
八日ばかりの物忌―・りつつなむ」〈かげろふ・中〉
産気づく。
中宮はひまなく―・らせ給ふばかりにて」〈平家・三〉
動詞の連用形に付いて、しきりに…する、盛んに…する、の意を表す。「雨が降り―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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