頻折(読み)いしきおる

精選版 日本国語大辞典 「頻折」の意味・読み・例文・類語

いしき‐お・る ‥をる【頻折】

〘他ラ四〙 (「いしき」は動詞「しく(頻)」に接頭語「い」の付いた「いしく」の連用形で、「くりかえし」「たびたび」の意) 何度も何度も折る。くりかえし折る。一説に、「いしき(敷)折る」で、(葉を)平らにして折るの意とも。
万葉(8C後)一九・四二〇五「皇祖神(すめろき)の遠御代御代は射布折(いしきをり)(き)飲みきといふそこのほほがしは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android