頼助(2)(読み)らいじょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「頼助(2)」の解説

頼助(2) らいじょ

1246-1296 鎌倉時代の僧。
寛元4年生まれ。北条経時(つねとき)の子。真言宗。京都仁和(にんな)寺の法助に灌頂(かんじょう)をうける。弘安(こうあん)6年(1283)北条氏出身初の鶴岡八幡宮別当となる。のち東寺長者をへて東大寺別当をつとめ,大僧正となった。永仁(えいにん)4年2月28日死去。51歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。通称は佐々目(篠目)僧正。号は園城寺。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android