〈大和・紀伊寺院神社大事典〉
当寺と
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
奈良県大和郡山(やまとこおりやま)市額田部(ぬかたべ)寺町にある寺。真言律宗に属する。617年(推古天皇25)に聖徳太子の発願によって創建された熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)が、639年(舒明天皇11)に百済(くだら)川のほとりに移転されたのが現在の大安寺(たいあんじ)にあたる。熊凝精舎の移転後の旧地に建立されたのが当寺で、道慈(どうじ)律師の創建と伝えられる。額安寺の名称は、推古(すいこ)天皇の額(ひたい)に悪瘡(あくそう)ができたので、薬師如来(にょらい)像をつくって祈願したところ全快したことに由来していると伝えられている。その後、西大寺忍性(にんしょう)が再興したが、永享(えいきょう)年間(1429~41)に堂宇が焼失して以来荒廃し、現在に至っている。寺宝の額田寺伽藍並条里図は国宝。
[眞柴弘宗]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
※「額安寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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