顔を合わせる(読み)カオヲアワセル

デジタル大辞泉 「顔を合わせる」の意味・読み・例文・類語

かおわ・せる

顔を向き合わせる。会う。「久方ぶりに―・せる」
共演する。
競技をしあう組み合わせとなる。「準決勝で―・せる」
[類語]会う対面する面会する会見する会する落ち合う目通りする引見する接見する謁見する面接する面談する会談する見合い顔合わせ御目文字お目にかかるまみえる拝顔する拝眉する拝謁する見参する謦咳けいがいに接する

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精選版 日本国語大辞典 「顔を合わせる」の意味・読み・例文・類語

かお【顔】 を=合(あ)わせる[=合(あ)わす]

  1. 顔を向き合わせる。会う。
    1. [初出の実例]「のめのめ顔を合はされた義理じゃアありませんから」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)五)
  2. 演劇映画などで共演するようになる。顔が合う。
  3. 対抗試合などで競技を争う組合せとなる。顔が合う。
    1. [初出の実例]「終日に至りて両大関顔を合はするやうに計らひたれば」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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