顔を踏む(読み)かおをふむ

精選版 日本国語大辞典 「顔を踏む」の意味・読み・例文・類語

かお【顔】 を 踏(ふ)

  1. 面目をつぶす。恥をかかせる。顔に泥を塗る。
    1. [初出の実例]「手めへの顔(カホ)をふむには、て間隙(ひま)は入らねへ」(出典:洒落本通言総籬(1787)二)
    2. 「表むき㒵(カホ)を踏(フマ)れる合点で、世話をして上ヱしたのが、私(わちき)のあやまりでざますから」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android