顔利(読み)かおきき

精選版 日本国語大辞典 「顔利」の意味・読み・例文・類語

かお‐ききかほ‥【顔利】

  1. 〘 名詞 〙 ある地域仲間の間でよく知られていて勢力のあること。また、その人。信望があって、事件解決や話のとりまとめなどのできる人。
    1. [初出の実例]「多勢の町の顔利(カホキキ)に取捲かれて」(出典:黴(1911)〈徳田秋声六三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android