顔自慢(読み)カオジマン

デジタル大辞泉 「顔自慢」の意味・読み・例文・類語

かお‐じまん〔かほ‐〕【顔自慢】

美貌びぼうを誇ること。器量自慢
吉弥笠きちやがさに四つかはりのひぼを付けて、―に浅くかづき」〈浮・五人女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顔自慢」の意味・読み・例文・類語

かお‐じまん かほ‥【顔自慢】

〘名〙 (形動) 顔の自慢をすること。容貌のよいことを誇りにすること。きりょうじまん。
浮世草子好色五人女(1686)三「廿七八の女、〈略〉吉彌笠に四つかはりのくけ紐(ひぼ)を付て㒵自慢(カホジマン)にあさくかづき」

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