顔貌(読み)ガンボウ

デジタル大辞泉 「顔貌」の意味・読み・例文・類語

がん‐ぼう〔‐バウ〕【顔貌】

かおかたち。容貌

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精選版 日本国語大辞典 「顔貌」の意味・読み・例文・類語

かお‐かたちかほ‥【顔貌・顔形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 顔の様子。顔つき。容貌。一説に、顔つきと姿。
    1. [初出の実例]「かほかたちよしと聞召て」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  3. 顔の様子と姿態のさま。顔つきと姿。
    1. [初出の実例]「其容姿(カホカタチ)はいかにといふに、痩肉(やさがた)にして背も低からず」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一)

がん‐ぼう‥バウ【顔貌】

  1. 〘 名詞 〙 かおかたち。容貌。
    1. [初出の実例]「匪顔㒵之濃心操殊柔和也」(出典:吾妻鏡‐寿永元年(1182)六月一日)
    2. [その他の文献]〔沈炯‐帰魂賦〕

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普及版 字通 「顔貌」の読み・字形・画数・意味

【顔貌】がんぼう(ばう)

顔かたち。陳・沈炯〔帰魂の賦〕霜(すこ)しく凝(こほ)るも骨をし、 樹裁(わづ)かに動くも風(つよ)し、 我が親戚の顏貌を思ひ、 寐(むび)に寄せて魂に求む。

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