顕微分光測光法(読み)けんびぶんこうそっこうほう

百科事典マイペディア 「顕微分光測光法」の意味・わかりやすい解説

顕微分光測光法【けんびぶんこうそっこうほう】

光学顕微鏡を利用して,分光学的に微量物質の定性的定量的測定を行う方法。微小な試料に分光した特定波長の光を細く絞って照射し,吸光度吸収スペクトルを測定する。生物学では,細胞内の核酸酵素の比較定量測定などに用いられる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android