顕昭(1)(読み)けんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「顕昭(1)」の解説

顕昭(1) けんしょう

1130?-1209? 平安後期-鎌倉時代の歌人
大治(だいじ)5年?生まれ。藤原顕輔(あきすけ)の養子比叡(ひえい)山で出家。歌論にすぐれ,六条家の代表的歌人として藤原俊成,寂蓮らの御子左家(みこひだりけ)に対抗した。承元(じょうげん)元年法橋(ほっきょう)。歌は「千載(せんざい)和歌集」などにのっている。亮公(すけのきみ)とよばれた。承元3年?死去。80歳? 著作に「日本紀歌註」「古今集註」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android