類繊維素変性(読み)るいせんいそへんせい

世界大百科事典(旧版)内の類繊維素変性の言及

【病変】より

…病気の過程であらわれる生体の局所変化のこと。種々の病因に対して,生体が反応する形式から病気の実態をとらえて,各組織や器官などに共通する法則を見いだし表現する際に用いられる病理学総論上の言葉である。現在,日本で行われている病理学総論では,19世紀から20世紀初頭にかけてドイツ学派によってまとめられた概念が踏襲されている。これは,病気に対する生体の態度が受動的であるか能動的であるかによって病変を大別する立場で,前者を退行性病変,後者を進行性病変とする。…

※「類繊維素変性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」