風竹(読み)ふうちく

精選版 日本国語大辞典 「風竹」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ちく【風竹】

〘名〙 竹が風にそよぐこと。また、その竹。
経国集(827)一〇・和惟逸人春秋日臥疾華厳山寺精舎之作〈嵯峨天皇〉「風竹時明合、声鐘暁動揺」 〔庾信‐園庭詩〕

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普及版 字通 「風竹」の読み・字形・画数・意味

【風竹】ふうちく

風にそよぐ竹。唐・白居易〔長安閑居〕詩 風竹、晝も關を掩(おほ)ふ 中、長(とこし)へに深山に在るに似たり

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