風致(読み)フウチ

精選版 日本国語大辞典 「風致」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ち【風致】

  1. 〘 名詞 〙 おもむき。あじわい。風韻。風趣。また、おもむきのある風景。
    1. [初出の実例]「其賦の中には屈原宋玉が風致あるぞ」(出典:四河入海(17C前)一八)
    2. [その他の文献]〔図絵宝鑑‐巻三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「風致」の読み・字形・画数・意味

【風致】ふうち

人がら。おもむき。〔唐書、崔遠伝〕りて風致整峻、世、其の爲(しわざ)をふ。目(なづ)けて座梨(ていざり)と曰ふ。座の珍とするなるを言ふなり。

字通「風」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android