颯田琴次(読み)さった ことじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「颯田琴次」の解説

颯田琴次 さった-ことじ

1886-1975 昭和時代耳鼻咽喉科(いんこうか)学者,音声学者。
明治19年7月24日生まれ。母校東京帝大医学部の教授となり,のち東京芸大教授,国立聴力言語障害者更生指導所初代所長,日本耳鼻咽喉科学会理事長などをつとめた。音声や聴覚の障害の研究と治療で知られる。昭和50年10月2日死去。89歳。東京出身。著作に「かたい声・やわらかい声」「発声機構の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android