飛行の三鈷(読み)ヒギョウノサンコ

デジタル大辞泉 「飛行の三鈷」の意味・読み・例文・類語

ひぎょう‐の‐さんこ〔ヒギヤウ‐〕【飛行の三×鈷】

空海が、唐から密教弘通ぐずう霊地を求めて投げたところ、高野山に落ちたと伝えられる、三鈷金剛杵こんごうしょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛行の三鈷」の意味・読み・例文・類語

ひぎょう【飛行】 の 三鈷(さんこ)

弘法大師が唐から帰朝するにあたり、密教流布の霊地を祈念して投げたところ、高野山に落ちたと伝えられる、三鈷の金剛杵(こんごうしょ)。飛鈷。
太平記(14C後)二二「飛(ヒ)行の三鈷(コ)地に堕」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android