飛飛(読み)とびとび

精選版 日本国語大辞典 「飛飛」の意味・読み・例文・類語

とび‐とび【飛飛】

[1] 〘形動〙
① あちこちと散在しているさま、所々にちらばっているさま。
※俳諧・武玉川(1750‐76)六「飛々に日のあたる村雨
② 連続しないで、ところどころに間を置いているさま。
※俳諧・武玉川(1750‐76)一六「飛々に謡をうたふ草履取」
[2] 〘副〙 とびながら。
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝三五「低い下駄なれば飛飛(トビトビ)行かれませう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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