食・馬銜(読み)はみ

精選版 日本国語大辞典 「食・馬銜」の意味・読み・例文・類語

はみ【食・馬銜】

〘名〙 (動詞「はむ(食)」の連用形の名詞化)
① 食うこと。食べること。また、くらし。扶持(ふち)
② 「はみもの(食物)」の略。
※天草本伊曾保(1593)片目な鹿の事「シカ ウミバタヲ マワッテ famiuo(ハミヲ) タヅヌルガ」
③ (馬銜) 轡(くつわ)の馬の口にくわえさせるところ。はめ。
今川大双紙(15C前)馬に付て式法之事「轡の名所の事、はみ・ほうみ・立聞」
④ (馬銜) 馬を制するため、口に縄をかませて、その端を馬の頭上でしばっておくこと。また、その縄。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android