食所(読み)くいどころ

精選版 日本国語大辞典 「食所」の意味・読み・例文・類語

くい‐どころ くひ‥【食所】

〘名〙
① 食べるのにちょうどよい部分。または、時期
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)五「くへば骨ばかりで、くひ処がないぞ」
② 食った部分。食った跡。
※小大君集(1005頃)「くひ所見ればうねなる老茄子うゑたる人の食へるなるべし」
③ ある食べものが最もうまい場所や土地

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android