食肉目(読み)しょくにくもく

精選版 日本国語大辞典 「食肉目」の意味・読み・例文・類語

しょくにく‐もく【食肉目】

〘名〙 哺乳類の一目名。基本的に肉食性。現生の食肉目の各系統は、四〇〇〇万年前ごろに古いタイプの食肉獣(ミアキス類)から分かれて進化した。オーストラリアニュージーランドを除く各地に分布する。頭胴長は、最小イイズナは一〇~二五センチメートル、最大のゾウアザラシは四・五メートル。一般に、生きている動物を捕食するために目・鼻・耳などの感覚器が発達し、知能は高い。イヌ、ネコクマイタチアザラシなどが属し、多くは毛皮獣として珍重される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android