飢餓痛(読み)きがつう

精選版 日本国語大辞典 「飢餓痛」の意味・読み・例文・類語

きが‐つう【飢餓痛】

〘名〙 空腹時におこる上腹部の痛み。食後三~六時間経っておこる。胃幽門部の潰瘍十二指腸潰瘍胃炎胆嚢炎の場合にみられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の飢餓痛の言及

【十二指腸潰瘍】より

… 症状は胃潰瘍とほぼ同じで,上腹部痛,胸焼け,吐き気,吐血,下血などである。腹痛は胃酸が高いため胃潰瘍の場合よりも強いことが多く,空腹時痛や飢餓痛と呼ばれている食後数時間で発生する疼痛が特徴的である。痛みは後部に放散し,背部痛を訴えることもある。…

※「飢餓痛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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