飯塚[市](読み)いいづか

百科事典マイペディア 「飯塚[市]」の意味・わかりやすい解説

飯塚[市]【いいづか】

福岡県中北部の市。1932年市制。中心市街は江戸時代長崎路宿場町,明治中期以後は筑豊(ちくほう)炭田の代表的炭都として発展筑豊本線と後藤寺線が通じる。かつては麻生芳雄,三菱鯰田などを中心に筑豊炭の1/3以上を産したが,現在はそのすべてが閉山している。近年は大学,研究施設が数多く立地し,研究学園都市の整備が進む。また,工業団地も造成された。タケノコ,ブドウも産する。伊川温泉がある。2006年3月嘉穂郡頴田町,庄内町,穂波町,筑穂町を編入。214.07km2。13万1492人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android