飯室新田(読み)いいむろしんでん

日本歴史地名大系 「飯室新田」の解説

飯室新田
いいむろしんでん

[現在地名]浦川原村飯室新田

保倉ほくら川右岸にあり西は飯室村、東は横川よこかわ新田。正保元年(一六四四)に成ったおおぶけ郷新田開発に伴い成立。天和三年郷帳では高四〇石三斗余、うち二二石七斗余無役高とある。「東頸城郡誌」ではこの検地時「民家なし」と記す。元禄郷帳では飯室村枝郷とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android