飾付(読み)かざりつけ

精選版 日本国語大辞典 「飾付」の意味・読み・例文・類語

かざり‐つけ【飾付】

〘名〙
① 飾り付けること。また、そのもの。
人情本・春色恵の花(1836)二「本間の床の間そのほかちがひだな、つくへのかざりつけをのこらず片づけながら」
歌舞伎韓人漢文手管始唐人殺し)(1789)一「初手の餝付を東西へ引分る」

かざり‐つ・ける【飾付】

〘他カ下一〙 かざりつ・く 〘他カ下二〙 いろいろなものを付けて飾る。また、美しく飾り並べる。
浮世草子世間胸算用(1692)一「かざり付たる蓬莱に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android