餌刺竿(読み)えさしざお

精選版 日本国語大辞典 「餌刺竿」の意味・読み・例文・類語

えさし‐ざおゑさしざを【餌刺竿】

  1. 〘 名詞 〙 餌刺に用いる竿。三、四間(約五、六メートル)の細い竹竿の先端に、鳥黐(とりもち)をつけたもの。えざお。もちざお。
    1. [初出の実例]「これこの竹もその本(もと)は、竹に雀と離れぬ中。今餌差竿となるときは、鳥のためには怨敵(あだがたき)」(出典:浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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