饗立(読み)きょうだて

精選版 日本国語大辞典 「饗立」の意味・読み・例文・類語

きょう‐だてキャウ‥【饗立】

  1. 〘 名詞 〙 食物器物に盛るとき、こぼれ落ちないように周囲に立てる紙。または、その折形。古く柏の葉に食物を盛ったところから、柏の葉に似せて折ったものという。甲立(こうだて)。饗(きょう)
    1. [初出の実例]「高立(かうだて)の事説あり。香立(キャウダテ)とも申」(出典:四条流庖丁書(1489))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android