首狩(読み)クビガリ

デジタル大辞泉 「首狩」の意味・読み・例文・類語

くび‐がり【首狩(り)】

他の種族部族外来者を襲って首を取り、儀式を行う習俗未開社会で、豊作祈願頭蓋ずがい崇拝のための宗教行為として行われた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首狩」の意味・読み・例文・類語

くび‐がり【首狩】

〘名〙 (「くびかり」とも) 未開社会の習俗の一つ。他の集団を襲って首をとり、それを対象として様々な儀式を行なう。本来原始宗教信仰から発生した行為でインドネシア東南アジアアフリカなどの未開種族の間に見られた。

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