首細・頸細(読み)くびほそし

精選版 日本国語大辞典 「首細・頸細」の意味・読み・例文・類語

くび‐ほそ・し【首細・頸細】

〘形ク〙
首筋細い
※宇治拾遺(1221頃)一一「たけ七尺斗の鬼、〈略〉くび細く」
② 弱々しい。心細い。たのもしさがない。
源氏(1001‐14頃)帚木「たのもしげなくくびほそしとて、ふつつかなるうしろみまうけて、かくあなづり給ふなめり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android